8/18・本日・【森澄雄/もりすみお】no命日。

冬の日の海に没(い)る音をきかんとす

水打つてあそびごころの見えており

白梅に昔むかしの月夜かな

かたかごの花や越後にひとり客

向日葵や起きて妻すぐ母の声

菜の花の風まぶしくて畔蛙

曼珠沙華みな山に消え夜の雨

紀の国に闇大きかり鉦叩

眼鏡はづして病む十月の風の中

妊(みごも)りて紅き日傘を小さくさす 

はるかまで旅してゐたり昼寝覚(ひるねざめ)

卯の花や縦一文字ほとの神

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1919年(大正8年)2月28日 - 2010年(平成22年)8月18日)

加藤楸邨に師事、「杉」を創刊・主宰。

加藤楸邨に師事、後に、「杉」を創刊・主宰。

「妻を題材にした句だけを集めて一冊の本にできる俳人は、森澄雄以外に誰かいるだろうか」と、清水哲男氏の弁。

確かに、ややコソバユイが、妻への愛情や夫婦の絆など、家庭生活に重きを置いた、家庭人、夫としての創作が多い、まぁ、私などは、うーんって感じも…。

除夜の妻白鳥のごと湯浴みをり

こんな句などは、恥ずかしくて私は到底詠めない。

木の実のごとき臍もちき死なしめき(夫人への追悼句)


どうしても、同時代の、飯田龍太、金子兜太らと比べられる不幸が付いて回る。

山本健吉は澄雄と龍太を比較して、
龍太には土着性に由来する堅固な句柄があるのに対し、

「澄雄氏にはむしろ、心の構えをうち崩して、諧謔に興じ入ることが多い。
虚実という点から言えば、澄雄氏は虚に傾き、龍太氏には実に傾く度合いが強い」
と。

「さるすべり美しかりし与謝郡」など、
地名を詠んだ句を得意として、このジャンルは追随を許さない。


では、澄雄を幾つか。

炎天より僧ひとり乗り岐阜羽島

暮れ際の紫紺の五月来りけり

水平ら安曇は空に田を植うる

寒鯉を雲のごとくに食はず飼ふ

朧にて寝ることさへやなつかしき

葉がでて木蓮妻の齢もその頃ほひ

送り火の法も消えたり妙も消ゆ

新緑や濯ぐばかりに肘若し

秋の淡海かすみて誰にもたよりせず

夢はじめ現はじめの鷹一つ

しぐれつつ我を過ぎおりわれのこゑ

冬空は一物もなし八ヶ岳

妻亡くて道に出てをり春の暮

億年のなかの今生実南天

蜀葵(たちあおい)人の世を過ぎしごとく過ぐ

水仙のしづけさをいまおのれとす

美しき落葉とならん願ひあり 


澄雄が創刊・主宰した、俳誌「杉」は活動していない様子であるが、
俳誌「杉」同人会なるものが存在しているようで、「杉」同人の多くが活躍している。

オシロイバナ

白粉花の風のおちつく縄電車/河野南畦

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オシロイバナ、漢字では、白粉花、白粧花。
俳句では、オシロイTOだけ読むのが一般的。
ひらがなで、おしろい、とも・・・さりげなさが良い花。

あちこちDE自生していて、日本の原産種と思っていたら、
なんと、南アメリカ原産で江戸時代始めごろに渡来したらしい。

夕方開き芳香を放つ、
ゆえに、夕化粧とも呼ばれる。
他、金化粧・銀化粧とも。

種子には粉状の胚乳があり、
これからオシロイバナの名がついた。

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私はオシロイバナに、
幼い子供達が遊んでいる、
イメージが重なるのです。

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おしろいの露地に忘れし三輪車/田中眞

おしろいが咲いて子供が育つ露路/菖蒲あや

おしろいやこの頃路地に子のをらず/田中美智代

おしろいや路地におもちゃの調理台/原茂美

白粉花の粉顔に付け下校の子/石川裕美

旧暦八月十七日[天誅組の変]

幕末の文久3年8月17日。

吉村寅太郎[土佐脱藩浪士]を筆頭に、
天誅組と称する尊皇攘夷派浪士の一団が、
公卿中山忠光を主将に掲げた尊皇攘夷派としての、
初めての武力蜂起であり、後に幕府軍に壊滅されるも、
幕府の威光を失墜させ、倒幕の気運を高めた画期的な戦い。

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吉村寅太郎、辞世の句。
「吉野山風に乱るるもみじ葉は我が打つ太刀の血煙と見よ」

送り火。

無縁仏万に送火万点る/鈴木石花


ご先祖様をあの世へ送り出します。


送り火は二つ、山の送り火、海の送り火。

山の送り火で有名なのは、京都五山送り火・奈良高円山大文字送り火など。

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山影の淡し五山の送り火に/鈴木良戈

読経や五山送り火灯のともる/高橋敏


海の送り火は、全国規模で行われる「燈籠流し」もしくは「精霊流し」。

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かかる夜の風に燈籠流しかな/富田木歩

盆燈籠流す浮世の義理のせて/保坂加津夫

おもざしのほのかに燈籠流しけり/飯田蛇笏


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送り火に別れの雨となりにけり/鈴木とおる

白檀の一片母の送り火に/秋場貞枝

送り火の消ゆる無言の別れかな/大橋伊佐子

また、来年ね。

秋山とLIVEの打ち合わせ?

昨夜(8月15日)は、親友の秋山no手料理+αDE飲む。

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17-8-15-hana-akiama (11)

お互いの娘の話、
今後のバンド活動の話しなどなど。

で、金子に電話する・・・・。

う~ん、う~ん、年内の練習も、あ・や・し・い・・・・。

「Chu-Lip Final Love Live 2017」

wo,

『Chu-Lip Final Love Live 2018』

ni,

アラタメサセテ頂きます。

誠に申し訳ありません・・・・。
はぁ。

春かなぁ~。
プロフィール

オグリン♪

Author:オグリン♪
HEBOギタリストにして俳人:小栗釣月/おぐりちょうげつ(俳句愛好会[幹]主宰)。

TVを観る習慣がありません。
ゆえに毎日、読書・映画・音楽三昧。

新潟県M市在住。

血液型0・天秤座。

好きな言葉!
【廓然無聖/かくねんむしょう】・神仏を尊び神仏に頼らず・真実と誠実と無くしては礼儀は茶番であり芝居である。

好きな映画!
黒澤の初期・ミッドナイトラン・ブレードランナー・Contact・LesMisérable/1998・スモーク・LET THE RIGHT ONE IN
『A』・椿三十郎・『男はつらいよシリーズ』

好きな音楽!
ロック・ブルース・ジャズ・ボサノヴァ・昭和歌謡。

現在の音楽活動!

Chu-Lip(TULIPのE系カバー:sextet)

サボテンズ(TULIP&BeatlesのA系カバー:quartet)

Van-Colors(吉田拓郎のE系カバー:quintet)

KuriSshu(吉田拓郎のカバー:Duo)

Poco a Poco(JPOP/昭和歌謡:Duo)

オグリン(クラシック:Solo)

尊敬する日本人!
聖徳太子・弘法大師・法爾大師・西行法師・楠正成・大谷刑部・真田幸村・立花宗茂・保科正之・横井也有・大愚良寛・吉田松陰・二宮尊徳・濱口梧陵・緒方洪庵・新渡戸稲造・高橋是清・南方熊楠・正岡子規・嘉納治五郞・八田與一・白州次郎・司馬遼太郎・宋英傑・狩谷明・小林益夫。

好きな作家!
歴史モノ(司馬遼太郎・塩野七生)・SF(夢枕獏・神林長平・半村良・山田正紀)・宗教モノ(親鸞・空海)エッセイ(椎名誠・浅田次郎・阿川佐和子)

好きなもの&人!!!
SF・アニメ・宗教全般・映画・読書・麻雀・フラメンコ・赤穂浪士・旗本退屈男・阪神タイガース・理知的な瞳の細身ツンデレちゃん・アルコール全部・ネイビーブルー・黒・桜・薔薇・紅葉・月・虹・東雲・黄昏時・天皇陛下・幕末・猫・うさちゃん・蛍・熱帯魚・亀・鮎・のどぐろ・茸・貝類・タラの子・里芋・お鮨・ラーメン・日本蕎麦・甘口カレー・河豚&鼈・KFC・コーヒー・チョコ・紅茶・京都・スペイン・台湾・仏像・ツチノコ・鋸クワガタ・つげ義春・みうらじゅん・攻殻機動隊・GAMERA・Snoopy・ふなっしー・woodstock・IVY・ミニクーパー。

還暦に自分の句集を出すのが夢です。

自衛隊は国防軍でありますっ♪

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